2024.09.26
一条天皇皇后藤原定子二条宮跡顕彰碑の設置について
この度、公益財団法人古代学協会の史跡顕彰事業よりご依頼をいただき、一条天皇皇后藤原定子二条宮跡顕彰碑が設置されました。
碑には邸宅があったこととその生涯がまとめられ、藤原定子に仕えていた清少納言が枕草子で二条宮の様子を描いたことや、江戸時代には現在も続く絹織物商が跡地で創業したことなどが記されています。
一条天皇の最愛の妻とも言われ、中宮定子として知られる藤原定子の平安京の邸宅である二条宮は、平安京では左京三条三坊八町、現在でいうとほぼ、押小路通の北、二条通の南、室町通の西、西洞院通の東にあたっており、つまりは然花抄院の辺りに広がっておりました。
残念ながらその当時を偲ぶものは何もございませんが、藤原定子が生きた時代に想いを馳せながら、ゆったりとお菓子をお召し上がりくださいませ。
皆様のご来店、心よりお待ちしております。